女性50名が集まった「生成AI×事務」セミナー|藤沢プレセミナー開催報告
6月13日、藤沢のFプレイスで開いたプレセミナー「Excel×生成AIで私の仕事が変わる!」には、約50名の女性が集まりました。テーマは、生成AIが広がるこれからの時代に、事務の仕事とスキルがどう変わっていくか。2時間半という長さにもかかわらず、終了後には「あっという間だった」という感想が相次ぎました。
このレポートでは、当日の手応えと、参加者の反応からみえてきた「事務の現場のいま」をお伝えします。社員研修やリスキリングを検討されている経営者・ご担当者の方にも、ヒントになれば幸いです。
「土曜日に、わざわざ」が物語るもの
仕事を持つ女性が、休日の午後をつかって学びに来る。その様子を見ながら私たちが感じたのは、現場の温度の高さでした。
事務は、生成AIの影響を最も受けやすい職種のひとつといわれます。OECDやIMF、内閣府の試算でも、一般事務はAIによる代替リスクが高い仕事に挙げられています。総務省のデータでは、働く女性の4人に1人を超える27.9%——人数にして約861万人が事務に就いています。だからこそ「自分はこの先どうなるのか」を、多くの方が自分ごととして抱えていました。
いちばん空気が変わった瞬間
当日もっとも反応が大きかったのは、Power Query(モダンExcel)の実演でした。毎月手作業で繰り返している集計を、複雑な関数も範囲の指定も使わず、フォルダにファイルを入れて「更新」を押すだけで仕上げる。その様子を見た瞬間、会場に「えっ、それだけ?」という空気が広がりました。
「難しそう」が「これならできるかも」に変わる。学びが続くかどうかは、この最初の一歩で決まります。
「年齢で諦めていた」方こそ
受講層のデータもご紹介します。当社のセミナー・研修では、参加者の7割超(73.3%)が40代・50代です。長く事務に携わってきた経験は、これからの時代にむしろ強みになります。
土台があるところに、AIへ指示を出す力やデータを扱う力を少し足すだけ。ゼロからの挑戦ではありません。「もう若くないから」と感じている方ほど、実は有利なのです。
参加者が抱えていた不安と、その答え
セミナーの後半では、「学習が続かないのでは」という不安にも正面から向き合いました。お伝えしたのは、次の三つです。
ひとつ目は、最初から深く極めようとしないこと。AIに任せるための基礎を、広く浅く身につければ十分です。
ふたつ目は、人と比べないこと。合うか合わないかは、やってみて確かめればいい。続かなかったのは挫折ではなく、ただ相性が違っただけです。
三つ目は、一人で抱え込まないこと。わからないことは、24時間いつでも答えてくれる生成AIが「家庭教師」役を担ってくれます。この「研修+生成AIによる自習」を組み合わせる学び方を、私たちはブレンデッドラーニングと呼んでいます。
経営者・ご担当者の方へ
今回のセミナーで見えた参加者の表情は、御社の事務スタッフの胸の内とも、どこか重なるはずです。変化への不安と、「学べば対応できる」という前向きさ。その両方を自社の中で育てられるかどうかが、これからの分かれ道になります。
新しく人を採用するより、いまの担当者に新しいスキルを足すほうが、コストも低く、現場にも根づきます。必要なのは、プログラマーではありません。「業務を整理して、AIに的確な指示を出せる人」が社内に一人いるだけで、デジタル化の進み方は大きく変わります。
10月から、本研修を開講します
このプレセミナーは10月から始まる本研修が自分求めているスキルと合うかを考えていただく物でした。2026年10月10日〜11月14日(毎週土曜・全6回+もくもく会3回/Fプレイス)にて、全30時間の本研修を行い、しっかりとスキルアップしていただきます。内容は、プログラミングの基礎・Excel Power Query・生成AIの活用です。
定員は30名で、毎年抽選となっております。抽選は藤沢市に転職、もしくは再就職を希望する女性が優先されるので、セミナー参加者の中から、「転職は考えていないけど、スキルアップしたいので、別個に開催していませんか?」というご質問をいただきました。
企業様向けに、生成AI活用研修・Power Query研修・プログラミング思考研修を、御社の課題に合わせてご用意しています。「ツールは導入したのに現場で動いていない」「研修が一度きりで終わってしまった」といったお悩みも、ヒアリングから定着までしっかり伴走します。
ご相談・お問い合わせは、お気軽にどうぞ。これまでの経験に、これからのスキルを。
御社の変化を、一緒に進めていきましょう。
