30分無料相談|Excel出退勤表での労務時間管理の限界
ミナルキでは中小企業様のデジタル化・業務効率化サポートとして30分の無料相談を行っています。今日はご相談の一例をご紹介します!
先日、地域振興業をされている中小企業様から30分無料相談のお申込みをいただき、直近の業務課題として下記のご相談を伺いました。
・Excelの出退勤表で労務時間管理をしている
・各人が時間を手入力していて、入力ミスが多い
・データのチェックや再入力の手間が負担になっている
・人事労務システムの導入は現時点では考えていない
・Excelでの顧客情報管理も限界がきておりデータベースへの移行を検討中
これは、適切な労働時間管理の視点からも、優先順位高く取り組んだ方がよい課題と感じます。また、改善策に取り組みやすく、短期間での効果・成果が見えやすい課題です。
そして、諸事情を検討した上で、企業様へは「FileMakerを利用した出退勤システム内製化」についてご提案しました。
将来的にExcelでの情報管理をデータベースに移行したいと検討されていることに加えて、社内にある程度のITの知識・実務経験を持つデジタル人材がいらっしゃったこと、そして現場事務員を含めて従業員みなさまが一定レベルのITスキルを保有しており、アプリの開発・導入・運用が問題なく進められると推測できたことも、ご提案理由のひとつでした。
①FileMakerで作成した「出退勤アプリ」で出退勤を申告する
②出退勤データはExcelやFileMakerデータベースに記録する
他の改善案としては、人事労務システムを導入する、Excel出退勤表をそのまま使い続ける(ただし入力ミス削減のためExcel機能を使って表改善をする)、表計算(Excel)以外のツールの導入や、他のローコードツールでの開発を検討するなどの方法があげられます。
ただ、ちまたで利用されている出退勤アプリはオーバースペックであるとの印象であったことと、将来的なデータベースへの移行と情報活用を見越して、FileMakerでの出退勤管理やシステム開発についてご一緒に検討することになりました。
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30分無料相談で業務課題のヒアリングを行った後の流れには、様々なケースがあります。
・企業様から改善したい直近の課題をご相談いただき、具体の改善策をできるだけ早めにご提案し、課題改善にとりかかる
・すぐに大きなDXの課題に取り組むのではなく、別の取り組みやすい課題からデジタル活用のスモールステップを踏む
・社内人材(事務作業員等)のITスキルにデジタル化のハードルがある場合は、まずは研修等でITスキルアップをはかり、業務デジタル化につなげていく、など
事業の顕在課題だけでなく潜在課題もあわせて認識するためには、私達のような専門家の活用が有効な場合があります。
業務DXのスタートは、顕在・潜在含め、すべての事業課題を洗い出し整理し把握すること。
そのサポートに、ぜひ30分無料相談をご利用ください。