こんにちは！ ミナルキスタッフのHARAです。
前回VOL.2のブログで「日本語による資格認定は2024年に開始される予定」とお話しましたが、2024年8月に、Claris FileMakerに関する資格試験「Claris 技術者試験」の詳細が発表されました！
今回はそのClaris 技術者試験の概要と受験のポイントについて確認してみましょう。
Claris 技術者試験とは？
Claris 技術者試験とは、Claris FileMaker プラットフォームに関連する開発スキルを証明するための資格試験です。（Claris International Inc. が 2023 年 6月から行っている英語の資格認定とは別で、日本語で実施される日本独自の試験）
FileMaker データベース開発や運用に携わる技術者が、高度な機能の理解やスキルセットを確認できるようになっています。
スキルレベルに合わせて4種類の試験が準備されています。また、受験方法はテストセンター（リアル会場）での受験と、オンライン監督試験（オンライン）での受験を選択することができます。
なお、テストセンター受験とオンライン監督試験で、予約期限やキャンセル期限等が異なるので、お申込みの際には注意しましょう。
習熟度に合わせた4つの試験
以前行われていたFileMakerの資格認定試験は 1 種類のみでしたが、Claris 技術者試験は利用者や技術者の習熟度に応じて、以下の4種類の試験が⽤意されています。
- Basic Developer(CFBD-1)
- 受験の目安：「Claris FileMaker ガイドブック 基礎編」の学習を終えられた方
- Advanced Developer(CFAD-2)
- 受験の目安：「Claris FileMaker ガイドブック 実践編」の学習を終えられた方
- Expert Developer(CFED-3)
- 受験の目安：FileMaker プラットフォームに関するひと通りの知識を持ち、実務を通してさまざまな課題を解決してこられた方
- 試験範囲と学習のポイント：CFED-3 学習ガイド（CFED3G202408b）
- 試験開始予定：2024 年秋
- System Admin(CFSA-4)
- 受験の目安：カスタム App を共有するためのサーバー管理と他サービスとの連携に関する知識と技術をお持ちの方
この中で先行して、③Expert Developer(CFED-3)試験の受験予約が始まっており、試験範囲と学習のポイントの資料となる「CFED-3 学習ガイド（CFED3G202408b）」も公式サイトにて公開されています。
そして、残3つの試験については、準備が整い次第、順次開催されていくようです。
FileMakerスキルレベルにあわせてチャレンジしよう！
Claris 技術者試験は基礎的な知識・技術を問う①から高度な開発スキルを含む③・④の試験まで、スキルの着実な向上を後押ししてくれるレベル設定になっていますね。私のような開発初心者でも格段にチャレンジしやすくなりました！
その他にも、FileMakerはトレーニング教材やコミュニティなど学習リソースが充実しているので、自主学習がしやすくて助かっています。
私はまずは①Basic Developer(CFBD-1)合格に向けて、ガイドブック基礎編の学習を進めながら、試験の続報を待ちたいと思います。
みなさん、ぜひ一緒にFileMaker開発者を目指しましょう！ よし、私もがんばるぞ！